販路開拓も融資相談も人材採用も、ホームページがなければ始まらない
総務省の統計によると、令和5年度の企業のホームページ開設状況は93.0%としていますが、この統計は従業員100名以上の企業を対象にした統計のため、中小企業の実態を反映したものとはなっていません。
一方でアイ・モバイル株式会社が運営するメディア「ホームページ作成大学」が独自に調査して公開したデータによると、「導入している」と回答した中小企業の割合は48.5%と、政府の統計と大きく剥離していることがわかります。
同調査によると、中小企業がホームページを開設していない理由について、上位から順に「固定の顧客・取引先しかいない」「費用がかかる」「費用対効果が不明」「更新が面倒」「ホームページを管理する人材がいない」と続きます。
実際私が過去関わらせていただいた企業様でも、ホームページを持たない理由として「固定の顧客・取引先しかいない」を挙げられる企業様が多くいらっしゃいました。
またこの調査結果にはありませんでしたが、私の感覚的には「作成したくないわけではないが、どう進めて良いのかわからない」「SNSで充分」という声も多い状況です。
SNSが広く普及し、企業や店舗がSNSを活用して販促活動をすることは一般的になってきましたが、それでも中小企業および個人事業主だからこそ、ホームページの作成は必須であると私は自信をもって言えます。
当サービスでは、リソースが限られる中小企業でWeb担当者に任命された方(もしくは個人事業主)が、Web担当者として戦略的に活動できるようになるまでの育成支援をいたします。
Web担当者育成支援サービスはこのような企業にお勧めです
- 販路開拓・新規顧客開拓を行いたい
- 金融機関との関係性を強化したい
- 自社にぴったりの人材を採用したい
- 現在HP運営会社等に多額のコストを払ってホームページを運用している
- 過去に作成したホームページがあるが、更新方法がわからず放置されている
- Web担当者を作りたいが教える人材がいない
- ホームページを作成したものの課題解決(集客・採用等)につながっていない
- 現在コストをかけて取り組んでいるが費用対効果を把握できていない
- もっと自社の良さを打ち出したホームページを作成したい
本支援で実現していただきたいこと
- ホームページを持っていない会社が、適切なコストで適切なホームページを作成できる
- ホームページ運用に関する基本的な知識を身に着けることができる
- ホームページ運営会社に言われるままではなく、必要なことを的確に依頼出来るようになる
- ホームページを戦略的に活用していくためのアクションを具体的に考えられるようになる
- 自社の魅力を発揮したホームページを作成することが出来る
中小企業がホームページを活用するメリット
ホームぺージは優秀な営業マン!
ホームページは24時間365日営業してくれる優秀な営業マンです。インターネットが普及し、働き方も多様化する中、人々が何かを調べたいと思う時間は、日中従業員がいる時間に限りません。
例えば名刺交換をした場合に、夜に帰宅しながら、電車の中でホームページでじっくりと企業について調べたいと思うこともあるでしょう。
家族や友人へのプレゼントを探すのに、いくつかのホームページを見て比較したいと思うこともあるでしょう。
オフラインでの営業活動には限界がある時代がすでに来ています。
整理された情報を見るにはホームページが一番!
近年よく聞くことが、Instagramで情報発信しているからわざわざ手間をかけてホームページを持つことを考えていないというパターンです。
ある程度すでに人脈が構築されており、大きくネットワークを広げる必要がない場合にはSNSのみで情報提供が済む場合もありますが、「企業や店舗が発信したい情報」と「顧客が得たい情報」は一致しないことは多々あります。
特に投稿日時順で情報が表示されるSNSでは、たとえば店舗では「今日のおすすめメニュー」を知らせたいと思っても、初めてその店舗について情報を得たい見込み顧客は「店内の様子は?くつろげそう?子供も入れそう?」「住所はどこだろうか」「駐車場は止めやすい?」「予算はどの程度で考えればいいだろうか」など知りたいことは様々です。
Instagramなどでも工夫をすれば整理して情報を見せられるとはいっても、そこはやはり「工夫をすれば」レベルです。使い方を誤れば「コミュニケーションを行うためのSNS」であるはずが、本来の仕様の良さを「ホームページ代わりに使う」という目的外使用によって殺してしまうことにもなりかねません。
また、金融機関に融資を相談したい場合においても、それまで長年にわたり取引をがっつり行っている企業でもなければ、融資担当者は何で御社の情報を得れば良いのでしょうか?
口頭での説明、融資のための事業計画書で知ることが出来る部分は、ごく一部です。
自社がどのような企業なのか。何を強み(差別化要素)とするのか。何をミッションとして事業に取り組んでいるのか。
整理立ててわかりやすく説明したり、掲載した情報を活用してWebマーケティングを行っていくためには、ホームページの存在は欠かせません。
ホームページがない会社は学生等にとっては存在していないのと変わらない?
人材不足が今後ますます深刻化する中、採用においてもホームページの重要性は高まっています。
中小企業は大企業と比較して採用しづらいといいますが、その理由のひとつとして「自社について発信している情報量が大企業に対し中小企業は圧倒的に不足しているから」というのがあるかと思います。
学生にとっても、転職希望者にとっても、パート希望者にとっても、働き先は自分の日々の生活の大部分を占めることになる場所です。単なる条件の良し悪し以上に「よくわからないところで働くのは怖い」と忌避してしまいがちです。
せっかく良い求人広告を出していても、それを見た人がそのまま申込をすることはまれで、大半は「インターネットでその会社のことを調べてみる」のが自然な流れではないでしょうか。
となると、ホームページを持っていない会社は、せっかく自社に興味を持ってもらったとしても、その先の情報提供が不足することで応募を断念されてしまっているかもしれません。
また、近年では親と子供の距離も縮まっています。就活において親が子供の就職先に口出しすることも少なくない状況です。ホームページがあってどんなことをしている会社か、それともホームページがなく求人票でしか情報を得ることができない会社か、ご自身が親だとしたら、どちらが安心できる会社でしょうか?
中小企業のWeb担当者育成支援の流れ<例>
中小企業のWeb担当者育成支援は、通常全6回で完了します。
下記は「ホームページを持っていない会社の営業担当が、Web担当者として無料サービス(ドメインのみ有料)を活用してホームページを作成する」までを例とした内容です。
企業がどの程度のコストでどこまでをゴールとするかをヒアリングした上で、育成計画は個別にお見積りいたします。
その他、支援サービス後の継続的なフォローは、内容や頻度に応じて別途お見積りいたします。
回 | 実施事項 | 支援内容 |
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無料相談 | ヒアリング | 御社の事業内容をお伺いするとともに、ホームページで解決したい課題や、Web担当候補者の現時点のスキル、Webマーケティングに関する想定コスト等をヒアリングします。ヒアリング後、育成計画案をご提示します。 |
1回目 | ホームページの構想検討 | 自社の課題を解決するためのホームページの構成を一緒に考え、無料サービスの活用からホームページ作成会社への依頼など、複数の選択肢の中からコストに応じたホームページ作成方法を検討します。 <宿題>検討結果について社長への報告 |
2回目 | 素材の収集 | ホームぺージの作成に必要な画像やテキストのリストアップ・準備を一緒に行います。 社内のだれにどのような内容をヒアリングすると良いのか等のテクニックもお伝えします。 <宿題>良いホームページにするための社内ヒアリングの実施 |
3回目 | ホームページの作成 | 集めた素材を利用して、無料サービスを活用して実際にホームページ作成を一緒に進めます。 <宿題>支援時間中に終えられなかったページについて作成を進める |
4回目 | SEO対策 | 一度作成した内容を、SEOを考慮しブラッシュアップを一緒に行います。また、独自ドメインの取得方法をお伝えします。 <宿題>社長に現時点での作成内容を共有し、公開後の運用コストやドメイン料金について承認を得る |
5回目 | ホームページの公開 | ホームページを公開し、検索サイトに認知されるための設定や、Googleビジネスプロフィールの登録を一緒に行います。 <任意>ホームページのさらなるブラッシュアップ、コンテンツの追加 |
6回目 | アクセス解析の確認 | (約1か月後)ホームページのアクセス解析の確認方法をお伝えすると共に、より多くのアクセスを集めるための方法をお伝えします。 |
中小企業のWeb担当者育成支援料金(例)
パートさん2か月分のお給料程度で、Webに関する基本的な知識を有したWeb担当者を育成いたします。ホームページ作成会社に依頼してその時限りの作成代行を行ってもらうこと、運用会社に月一あるかないかの更新で高額のサポート費用を払うこと、24時間365日働いてくれる営業担当者・採用担当者を雇用する場合と比較すると、費用対効果は抜群です。
支援料金(全6回) | 300,000円(税別) |
- 訪問でご支援を行わせていただく場合、別途交通費を実費請求いたします。